国民的アニメである「クレヨンしんちゃん」ですが、1992年の4月に開始してから現在も放送されています。
そんな「クレヨンしんちゃん」ですが、意外と知られていない事実から、かなり怖い都市伝説があるのです。
今回はそんな都市伝説や裏設定などをいくつか紹介していきたいと思います。
ちょっとした話のネタにもなるので読んでみてください。
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そもそもクレヨンしんちゃんはみさえの妄想ストーリー?
実は、ファンの中では有名になっている、主人公のしんのすけが交通事故で死んでいるという説があります。
しんのすけが妹のひまわりをかばって死んでしまい、母・みさえは息子を失ったショックから、しんのすけが生前使っていたクレヨンで「もし、しんのすけが生きていたら…」とノートに描いた妄想ストーリーが、「クレヨンしんちゃん」の由来となっているとか。
たしかに、しんちゃんがクレヨンで遊んでいるシーンはほとんどないですし、使っているところで思い浮かぶのは、しんのすけが架空の生き物として描いている「ぶりぶりざえもん」くらいですよね。
もしかしたらクレヨンしんちゃんの世界では、「クレヨン=空想のもの」なのかもしれませんね。
しんのすけの家族に関する都市伝説
しんのすけの家族は、すごい明るく賑やかな家族という印象ですが、その裏設定や都市伝説はかなりブラックなものがあります。
個性的なキャラクターが多いぶん、知っているとより楽しめるかもしれませんね。
みさえは元々声優を目指してた?
都市伝説では、母・みさえは父ひろしと結婚する前は声優を目指していたという説があります。
みさえが自宅で練習しているのをひろしが聞き惚れて結婚したというものです。
しかし、公式の設定では元々OLだったことが分かるので、この説は事実ではないようです。
みさえが元声優だったという都市伝説は意外と有名なので、どこから広まった説なのか気になりますね。
ひろしはみさえのストーカーだった?性転換説も
ひろしがストーカーだったという都市伝説も存在します。これは先程のみさえが元声優であったという説と一緒にできたものだと思われます。
その内容が、みさえが自宅でセリフの練習をしていたのを聞いてしまい、その内容が色っぽくてだんだんストーカーになってしまったというものです。
また、ひろしは「元々女性で性転換をした」という都市伝説もあります。
これは、もともと女性だったひろしが、みさえに恋してしまい結婚したいから、男性になったという説と、
ひろしはみさえの親友の「ひろこ」で、男性不審だったみさえのために性転換して結婚したという説があります。
シロはガンを患って捨てられていた?
原作の1巻から登場するシロですが、登場回のタイトル「子犬を拾ったゾ」にも書かれているように、シロはもともと捨てられていて、それをしんちゃんが拾うことで家族になります。
そのシロが捨てられていた理由が、公式上では、シロのもともとの家族の父がアレルギーになってしまったため捨てられた、という設定になっています。
しかし、最初はシロが癌になってしまって、その治療費をケチったから捨てたという設定だったという噂が出ています。
これは嘘か本当かわからない話ですが、本当だったら悲しいですね。
しんのすけには弟がいる(事実)

引用:https://www.tv-asahi.co.jp
野原家の子供は、しんのすけとひまわりしかいないと思ってしまいがちですが、漫画・新クレヨンしんちゃんの9巻に、なんと弟が登場します。
この回は少し未来を舞台としていて、ひまわりが幼稚園児になった頃が描かれています。
みさえがしんのすけに似た子を抱っこしていて、ひまわりが「よっ乳飲み子」と言ったのに対して「弟にその言い方…」と答えたり、しんのすけとひまわりが弟を追いかけ回している姿が描かれているので間違いありません。
しかし、弟の名前は書かれておらず、ひまわりも弟のことを「あいつ」と言っているのが気になります。
もしかしたら何か理由があるのかもしれませんね。
ひまわりは実の妹ではない?
ひまわりは、1人だけ髪の毛の色が違うことから、もともと別の家庭で育てられていて、その両親が失踪してしまい、野原家に引き取られたという説です。
これは、しんのすけの死亡説に絡んだもので、しんのすけを失ったショックで引き取ったと考えると辻褄は合いますね。
その他の登場人物に関する都市伝説
クレヨンしんちゃんは野原家だけでなく、他のキャラクターも個性的で、ストーリーの重要な場面にも出てきたりします。
そんな中で、設定がなぞなキャラクターや、意外な設定なものもあるので紹介して行きたいと思います。
謎の女の子しんこちゃんは未来からきたひまわり?
クレヨンしんちゃんに登場するキャラクターで1番なぞなのが「しんこちゃん」でしょう。
しんこちゃんは、未来からきたひまわりであるという説があります。
それは、しんこちゃんがひまわりと思わせるような発言が多くあるからです。
・自分のことを答えるときに「ひま…な子どもしんこです」と言った
・しんのすけを「おに…ぎり頭」と言った
・笑い方がしんのすけと同じ笑い方
・シロの扱いがうまい
行動だけでなく、容姿や声もひまわりに似ていることから、ひまわりの未来の姿と考えるのがしっくりきますね。
しんのすけの好きな、ななこお姉さんは原作ではギャル(事実)

引用:https://www.tv-asahi.co.jp
アニメ・クレヨンしんちゃんでは、憧れのお姉さんという立ち位置のななこお姉さんですが、実は原作ではギャルとして描かれているのです。
これは衝撃の事実ですね笑
原作とアニメでは設定が少し違うものはありますが、ここまで180°違うのは珍しいですよね。
ボーちゃんのママはなぜ登場しないのか
春日部防衛隊の中で唯一フルネームが公開されていないボーちゃんですが、ママも登場したことがありません。
ほかのママたちは作中や映画にも登場していますが、ボーちゃんのママだけが登場しない理由として、
ママ友にいじめられて、人前に出られなくなってしまったという説と、すでに亡くなってしまっているのではという説があります。
ボーちゃんもママも謎が多いのでいろいろな噂が出てしまうようです。
クレヨンしんちゃんのストーリーに関する都市伝説
クレヨンしんちゃんの原作は、もともと青年誌に掲載されていて、設定もブラックなものが多く、ギャグも下品なものも多いです。
そんなこともあり、都市伝説もブラックなものや、少しぶっ飛んだものが多いですよね。
そんな中、ストーリーや、作者にも謎が多くあり、様々な噂がとびかっているので、いくつか紹介していきたいと思います。
漫画では25話がない
なんと漫画・クレヨンしんちゃんには25話が掲載されていませんでした。
1991年 2月26日に24話が発売され、その次の号では26話となっていたのです。
これは、25話の内容が過激すぎたため、没にされてしまったという説と、25話でしんのすけが死んだという説があります。
ボツになったのなら26話を25話とすればいいだけなので、25話でしんのすけが死んだという説の方が有力だと思います。
これは、24話の内容がしんのすけが留守番をして家の中をメチャクチャにする回で、26話がしんのすけがみさえと一緒に風呂に入るという回です。
25話でしんのすけが死んだとすると、26話のお風呂のシーンを「湯灌」として表現していると考えることができます。
湯灌とは、仏葬の一つで死体を棺に収めてしまう前に、湯水で清めるという行為です。
このことから、しんのすけが25話で死んでしまい、26話からはみさえの妄想ストーリーなのではと考えることができます。
最終回は22年後の話?
作者の臼井儀人さんが亡くなってしまい、最終回は描かれていないのですが、都市伝説では、22年後の世界が描かれた最終回があるようです。
その未来では、みさえとひろしは事故で他界していたり、しんのすけがリストラされていたり、風間くんとひまわりが結婚しているといったような、さまざまな噂があります。
しかし、どこから出た情報なのかよくわかりませんし、あまりにも悲惨な未来の噂も多いため、せめて最終回ぐらいは幸せな世界がいいですよね笑
作者の臼井儀人は自殺?事故?
クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人さんは2009年9月11日に趣味の登山に行ったきり連絡が取れなくなってしまいました。
同年9月19日に120mの高さの崖下に転落しているのが発見されました。
自殺を疑われた理由に、滑落場所での事故の事例がほとんどなく、宗教に多額の寄付で母親ともめていたことがあり、ネット上で多くのうわさが広まりました。
まとめ
クレヨンしんちゃんのように、長く続いているアニメにはさまざまな噂が広まるのは仕方ないのかもしれませんね。
過激な都市伝説から悲しい都市伝説まであるので、いろいろ知っていると話のネタとして使えるのでおすすめです。
クレヨンしんちゃんの原作はKindle Unlimitedで読むことができます。
今回の紹介は以上です。